磁気ネックレスなどの預託商法を展開し、「桜を見る会」に招待されたことを宣伝に使うなどして2000億円以上を集め、破綻したジャパンライフの山口元会長ら14人について、警視庁など合同捜査本部が18日、詐欺容疑で逮捕する方針を固めたことがわかりました。 警視庁などが詐欺の疑いで逮捕する方針を固めたのは、ジャパンライフの山口隆祥元会長(78)や幹部ら14人です。 ジャパンライフは数百万円する磁気ネックレスなどのオーナーになり、別の顧客に貸せば年に6%の配当を支払うとする預託商法を展開。高齢者を中心におよそ7000人の契約者を集めましたが、消費者庁から4回にわたり一部業務停止命令を受けたのちに、2017年、2400億円あまりの負債を抱えて経営破綻しました。 山口元会長は1975年にジャパンライフを創業。政界とのつながりを強調し、80年代には当時の中曽根総理への1000万円の献金について国会で取り上げ