アメリカ「アップル」の携帯端末「iPad(アイパッド)」が3日、アメリカで発売され、少しでも早く手に入れようとするファンが世界中から詰めかけた。 アイパッドは、ノートパソコンと同じサイズの画面を持ち、電子書籍や映画などをインターネット経由で取り込むことができる。ニューヨークのアップル専門店には、アイパッドをいち早く手に入れようと世界各地からファンが詰めかけ、徹夜組も含めて数百人が長い行列を作った。一番長い人は4日も待っていたという。地元メディアなどによると、アップルはこの週末で20万~30万台のアイパッドを売り切ると予想している。 また、アップルはすでに5つの出版社と契約を交わしていて、アメリカで急成長している電子書籍市場に参入したい考え。音楽配信でブームを巻き起こしたアップル社の携帯端末が書籍の分野でも革命を起こすのか注目されている。 日本では今月末から販売される見通し。