韓国・釜山市の古里(コリ)原子力発電所1号機で12日夜、電気系統が故障し、運転を停止した。 管理する「韓国水力原子力」によると、12日午後8時46分ごろ、1号機(加圧水型炉)の電気系統の遮断機が焼損し、運転が止まった。原子炉は安全で、放射能の漏れはないとしている。同社は原因を調査中で、運転再開の見通しは立っていない。 古里原発1号機は設計寿命の30年を超えて運転を続けており、周辺住民ら97人が12日、釜山地方裁判所に稼働の中止を求める仮処分を申請したばかりだった。(ソウル=中野晃)
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