性同一性障害の女子中学生、男子制服で通学へ 鹿児島 2010年2月26日17時46分 心と体の性が一致しない「性同一性障害」と診断された鹿児島市内の公立中学校1年の女子生徒に対し、中学校側は4月から男子の制服を着て通学することを認めた。 中学校などの説明によると、この生徒は入学後、「セーラー服を着ると気分が悪くなる」と 教諭や両親に訴えていた。2、3歳ごろからままごとやスカートをはくことを嫌がっていたという。 両親は昨年7月、中学校に「男子制服で登校することはできないか」と相談。 同校はスクールカウンセラーや市教委と対応を協議し、「学校教育相談の範疇(はんちゅう)を超えている」などの理由で体操服で通学することを認めたうえで、専門家の判断を待っていた。 生徒は昨年9月から体操服で通学していたが、今年2月20日に専門医療機関から「性同一性障害」の診断が出た。このため、同校は22日、生徒が4月か