リオデジャネイロ・オリンピックの男子マラソンで、銀メダルを獲得したフェイサ・リレサ(エチオピア)の「抗議のバツ印」が、世界中で話題になった。自らの部族であるオロモ族を弾圧している母国エチオピアの政府に対する、命がけの抗議だった。 リレサはゴール後、「私はエチオピアに戻れば殺されるだろう。殺されなくても逮捕される。まだどうするか決めていないが、恐らく他の国に行くつもりだ」と話していた。
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