動画投稿サイト「ニコニコ動画」を運営するドワンゴ(本社・東京)が、朝鮮学校などへのヘイトスピーチを繰り返してきた「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の公式チャンネルを閉鎖していたことが分かった。在特会が昨年開設したが、チャンネルはネット上などで「差別に加担するのか」といったドワンゴ側への批判が出ていた。 在特会はホームページで、ドワンゴから19日に閉鎖の通告があったことを明らかにした。具体的な説明はなかったといい、「現在状況を確認中」としている。ドワンゴはニコニコ動画の運営規約で、民族や人種などに関する差別的表現や、他人の名誉や社会的信用を侵害する行為などを禁止しているが、在特会がどの禁止事項に触れたかは明らかにしていない。