過去10年、数量ベースで横ばい、金額ベースでは縮小傾向が続いている酒類市場。なかでもビールは、発泡酒市場の伸長もあり、その傾向が顕著だ。背景には、人々にとっての「酒」の位置づけ、役割が変化してきていることもある。 若年層にとって酒は「コミュニケーションツール」の一つであり、会話を楽しみながらゆっくり飲むものと捉えられており、一杯目の酒を飲み切るまでにかかる時間は平均20分という調査結果もある。 この状況にヒントを得て開発されたのが「一番搾りフローズン〈生〉」だ。生ビールの上に、-5℃で凍らせたフローズン状の泡を、ソフトクリームのような渦巻状に盛り付ける。シャッリっとする食感・冷たさは30分キープするという。キリンビール・門田氏は、「体感型コミュニケーションを通じて、お客さまとビールを飲む喜びや楽しさを共有しようと考えた」と話す。 こうした新しい飲み方を広く認知してもらうことを目的に、期間限
![体感型マーケティング成功のポイントは、5つのツールの掛け算――キリンビール | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7f9d3da6f6c0e0ad0a0bc65e4bd4bdcf4faae534/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.advertimes.com%2Fwp-content%2Fthemes%2Fadvertimes-theme%2Fimages%2Fogp_default.jpg)