『こんとあき』 林明子 さく 林明子さん、大好きです。 林明子さんの絵って、本当に、本当に、あったかい。愛がたっぷり詰まっているなぁ。と思う。 そして、なんだろうなあ。スローな暮らしが、ちゃんと物語の世界に息づいている。丁寧な暮らしに憧れて、美しいものに思いを馳せるのに、結局は、便利で、安くて、ファストな暮らしをしている自分…背筋が伸びるような、なんだか、そういう力も持っている、林明子作品。私は、そう思います。 「こん」は、きつね。「あき」は、女の子。 「こん」は、ぬいぐるみ。でも、動ける、話せる。 それはそれは、ファンタジー。でも、世界は柔らかくて、優しくて、当たり前に進んでいく。 あかちゃんのおもりのためにやってきた「こん」。 詳しくは書かれていないけれど、きっとおばあちゃんの手作り。きっと、生まれて来る赤ちゃんのためにおばあちゃんがひと針ひと針、丁寧に縫ったぬいぐるみ。 赤ちゃんが生
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