日本文化の入り口マガジン、和樂web。日本のことを楽しむきっかけとなる記事やTikTokのようなショートムービー、音声などさまざまなコンテンツがあります。今回はその中のひとつである商品開発のうちでも特にメッセージ性が強いものや「こんなものもあるんだ!」という驚きに満ちたオリジナル商品をご紹介します。 Twitterで大反響!いいね・リツイート数 3,000超えのぐい呑 江戸時代の天保5(1834)年、各種の問屋が軒を並べてにぎわった江戸の大伝馬町(現在の日本橋大伝馬町あたり)のビードロ屋が、金剛砂でガラスの表面を彫刻したのがはじまりという江戸切子。浮世絵師・歌川国芳の「宮本武蔵の鯨退治」と「相馬の古内裏」を切子へダイナミックにデザインしたこの芸術的な作品は、但野硝子(ただのがらす)加工所の2代目・但野英芳(ひでよし)さんが製作。但野さんは独自の道具を使い、特有の曲線を描き出す、新時代の切子