普段ほとんど着ることのないスーツ。 年に数回、もしくは使わないこともある。 ずーっとクローゼットに眠ったままで、寂しそうにこちらを見ている。 たまに羽織ってみると、背筋が伸びてシャキッとしたような気分になる。 サイズ感がぴったりなので、余白がなく少々疲れる。 でも、まあ、たまに着てみるのもいいものだ。 そんな自分のローテーションの中にはない、クローゼットにしまわれて外に出ることがないスーツをイラストに描いてみた。 嫌いじゃないんだよ。 忘れていないよ。 愛しているのだよ。 ワイシャツのイラストレーション アイロンをあてて、ピシッとさしてね、ボタンをひとつひとつ留めていくとき、中学生の頃の制服を着るときを思い出す。 ネクタイのイラストレーション 普段着ていないから、ネクタイを締めるのも一苦労だ。 美しい形を作るために、何度かやり直す。 ベストのイラストレーション 腕時計のイラストレーション