ノックアウト・ダイナマイト! 大げさなキャッチフレーズではない。元WBA世界スーパーフェザー級チャンピオン、内山高志(44歳)のパンチは事実、ケタ外れだったのだ。スリムでしなやかな体から打ち込む右ストレート、美しい円を描いて急所をえぐる左フック、いずれも一撃KOを生み出せた。現役を退いて7年、今はフィットネス・ボクシングジムを経営する内山は、自身の拳に宿る破壊力は生まれながらのものではないと言う。日常の練習でエキスを積み上げた結果だ、と。(文中敬称略) 一撃パンチで決めた痛快フィニッシュの数々「世界戦のKO勝ちは、ほぼ1度のダウンで終わらせているんです。立ち上がってきた相手に連打を浴びせてレフェリーストップという勝ち方は最初の1回だけですね」 内山に言われてみて、すっかり思い出した。2010年1月、不敗の強打者ファン・カルロス・サルガド(メキシコ)に試合終了まで残り12秒のところでTKO勝
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