「アルカナ」で一人二役に挑む土屋太鳳(C)小手川ゆあ/日活[映画.com ニュース] 注目の若手女優・土屋太鳳が、小手川ゆあ氏の人気漫画を実写映画化する「アルカナ」に出演し、初めて主演を務めることがわかった。本体(人間)と分身(ドッペルゲンガー)が共存する世界が舞台のラブホラーで、土屋は一人二役に挑み、「まき」と「さつき」というキャラクターを演じ分ける。 週刊ヤングジャンプで2000~01年に連載された原作は、分身が本体をあやめ乗っ取ってしまうという事件を軸に、連続大量殺人事件を終息させたい少女さつきの分身・まきと刑事・村上が、心を通わせながら壮絶な戦いに身を投じていく姿を描いた。 土屋は、「トウキョウソナタ」(黒沢清監督)で銀幕デビューを果たし、「釣りキチ三平」(滝田洋二郎監督)ではヒロイン・ゆりっぺ役に抜てき。その後も着実にキャリアを積み重ね、長谷川博己主演作「鈴木先生」での演技が多く