** 本エントリはDistributed computing Advent Calendar 2021の12/22エントリです。 はじめに Apache Kafka v.2.8はKIP-500という特別な機能改善が含まれたリリースでした。この変更はKafkaの全体構成への大規模な変更であり、Cloud Nativeな環境で動くKafkaにとって大きな前進となる変更です。KIP-500は現時点 (2021年クリスマス時期) でもまだ本番稼働で利用できるステータスとはなっていませんが、最も新しいKafka 3.0では主要な機能は既に含まれた状態となっています。 本エントリではKIP-500の概要ならびにこの変更がもたらすCloud Nativeな世界におけるKafkaについてご紹介します。 本エントリは先日 (2021/12/17) 実施されたApache Kafka Meetup Japan