Goでデータベースなどを扱うサービスを実装する際には、接続情報などの環境ごとの「設定情報」がありますが、今回はそれをどう扱うかについてです。 発表資料 本記事に関する発表資料はこちらです。 Go Applicationでの設定情報の扱い方 実現すること 接続情報を設定ファイルなどGoファイルから分離したい アプリケーションを作るに当たり必須項目ですが、接続先やパスワードをGoの中にべた書きはだめなので、tomlやyamlファイルに分離したい。 パスワードといった秘匿性の高い情報をコードベースから分離したい プロジェクトやチームによって異なるかもしれませんが、databaseのパスワードなどはコードベースからは分離して、本番環境の情報は一部のコアな開発者のみが知っている状態を実現したい。 上記を実現するに当たり、まず設定について考えるに当たり、Twelve-Factor Appを見ていきま