高校の帰り路、たまたま一緒になったフカザキさんが突然「ケツメドっていい響きじゃない?」と言ってきて反応に困った記憶がある。 ケツのメドでケツメド、メドが穴っていうのが良いよね、と言われて曖昧に笑っていると、突然道端にしゃがみ込んだ彼女に手招きをされて、なにやら足元を指差すので見たらアリの巣があって、「アリメド」と満面の笑みで言われた。 モハメド・アリ的な……と適当に言ったらなぜかすごくウケて、肩を叩かれたりしてガチで惚れるかと思った(耐えた)。耐えてないのかな。今も思い出すってことは耐えてないのかもしれないな。