最近のブロードバンドルータ、ISDN ルータなどは、Syslog をサーバに転送する機能が標準的についています。ルータの設定画面で Syslog を見ることもできますが、リセットした時にログが消えてしまったり、保存できる量が少なかったりして、いざというときに役に立たないこともありますし、面倒です。 ここでは、ルータの Syslog を Linux サーバに転送する方法をまとめます。Linux サーバは Red Hat Linux 9 を使用して確認しました。 Linux 側の設定 まず、/etc/syslog.conf を設定し、ログを録るファイル名を指定します。 # Router user.* /var/log/router 次に、syslogd が、外部からのログの転送を受け付けるようにします。Red Hat 系では /etc/sysconfig/syslog ファイルを編集します。S
ダイヤルアップルータやブロードバンドルータ(以下「ルータ」と総称)には、PCにログを転送する機能を持っているものが多い。この機能を使えば、ログを調べるためにいちいちルータにアクセスする必要がなくなるので便利だ。ここでは、その方法について説明する。 まず、ルータがログをPCに送信するように設定する。筆者が使用しているマイクロ総合研究所のNetGenesis OPT90の場合、Webブラウザでログ転送の設定ができる。この設定に関しては製品によって異なるので、詳しくはそれぞれの機種のマニュアルを参照していただきたい。 続いて、Linuxでログを受信する設定を行う。Linuxでルータのログを受信するには、syslogの設定を変更する。大抵のディストリビューションは、syslogの設定を/etc/syslog.confで行う。ルータのログを受け取る設定は、以下のようにすればいいだろう。
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