オートレーサー坂井宏朱さん追悼 2000人祈り 坂井選手のパネルが置かれた献花台 44年ぶりの女子オートレーサーで注目された坂井宏朱(ひろみ)さん(享年27歳)の練習中の事故死から一夜明けた16日、半旗が掲げられた中で開催された千葉・船橋オートレース場では、ファン、関係者らが早すぎる死を悼んだ。第1レース前には走路内で追悼式が行われ、選手は左肩に喪章を付けてレースに臨んだ。場内には献花台が設置、来場した2000人を超えるファンが哀悼の意を表した。同期の青山周平(27)や、師匠の永井大介(34)が故人への思いを語った。 坂井さんの追悼式は16日午前8時半、船橋オートレース場走路内で行われた。神主による祈祷(きとう)、黙祷(もくとう)などが行われ、選手、関係者ら約150人が故人の冥福を祈った。また、正門入り口横に「献花台」を設置。記帳ノートも設けられ、数多くのファンが“なでしこレーサー”坂井さ