正教徒は何を信じているのですか、と問われたとき、それに対する確かな答えを私たちはもっています。それが「信経」と呼ばれる信仰箇条です。正教会の信徒ならば、この「信経」の全文は暗記するぐらい知っておかなければなりません。「信経」は、洗礼を受ける時だけでなく、聖体礼儀が行われる度に唱えられます。今、ここにその全文を記します。 我、信ず、一の神・父、全能者、天と地、見ゆると見えざる万物を造りし主を。 又、信ず、一の主イイスス・ハリストス、神の独生(どくせい)の子、万世(よろずよ)の前(さき)に父より生まれ、光よりの光、真(まこと)の神よりの真(まこと)の神、生まれし者にて造られしに非ず、父と一体にして、万物、彼に造られ 我等人々の為、又我等の救いの為(ため)に天より降り 聖神及び童貞女マリヤより身を取り人と為(な)り 我等の為(ため)にポンティイピラトの時、十字架に釘うたれ苦しみを受け葬られ 第三
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