今年は就職活動が厳しいというニュースが聞こえてくる。100社もの面接をこなしても未だ就職が決まらず、新卒採用を求めて就職浪人をする学生がいるとも聞く。こう状況が厳しいと守りに入る傾向も出てくるようで、面接は「私服化」とされていても、みなこぞってリクルートスーツで望むという話も聞いた。 つまりみな自分と他人との違いを個性として打ち出す自分への「加点方式」ではなく、ちょっとでも揚げ足を取られたくない、失敗したくないという「減点方式」の思考に陥っている。 当然誰も失敗はしたくない。そのために最低限のマナーや暗黙の決まりごとは守ることが大切である。例えば、履歴書はフォーマットが決まっている。なので「個性的な」自作の履歴書で独自のフォーマットを作って提出してはいけない。提出書類は黒ペンかパソコンで作成する。といったところから、敬語の使い方などもそれにあたる。 と同時に、やはり本人の違いが際立たなけれ