中国の民営企業でリチウム製品を生産する贛鋒鋰業(ガンフォンリチウム)は3月30日に2020年の通期決算を発表した。それによれば、2020年の売上高はリチウム電池事業が伸びたものの、前年比3.41%増の55億2400万元(約926億円)と微増にとどまった。一方で、純利益は同2.86倍の10億2500万元(約172億円)と大幅に増加した。 2000年に設立された贛鋒鋰業は、江西省新余市に本社を構え、リチウム資源の開発、精錬、リチウム電池の製造などを手がけている。 2020年の純利益を押し上げた最大の要因は、贛鋒鋰業が保有するオーストラリアのリチウム採掘大手、ピルバラ・ミネラルズ(Pilbara Minerals)の株価上昇にある。ピルバラは、リチウムの原料となるリシア輝石の世界最大級の開発プロジェクトを有しており、同社の2020年末時点の株価は年初比2.8倍の1株あたり0.87オーストラリアド
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