1回の充電で700キロ走る「ハイニッケルバッテリー」、LG・サムスン・SKが今年後半から本格量産 ▲SKイノベーションの電気自動車バッテリー 韓国バッテリー大手3社であるLGエナジーソリューション、サムスンSDI、SKイノベーションが開発した次世代のリチウムイオンバッテリーが早ければ今年後半から本格的に量産される。既存のバッテリーに比べ、ニッケルの含有量が多く、格安でありながら、最長で700キロメートル走行できるのが特長だ。 業界によると、LGエナジーソリューションはNCMA(ニッケル・コバルト・マンガン・アルミニウム)バッテリー、サムスンSDIはNCA(ニッケル・コバルト・アルミニウム)バッテリーの商業生産を今年後半にそれぞれ開始する。既存のバッテリーが搭載された電気自動車(EV)は走行距離が500キロメートル前後だが、次世代のリチウムイオンバッテリーを搭載すれば、1回の充電で600キロ
【ソウル聯合ニュース】韓国の車載電池大手、LGエナジーソリューションが電気自動車(EV)などに搭載するバッテリーに関する営業秘密を侵害したとしてSKイノベーションを訴えていた問題で、両社は11日、SK側がLG側に総額2兆ウォン(約2000億円)の賠償金を支払うことで合意したと発表した。 LG側はSK側が自社の従業員を大量に引き抜いて営業秘密を盗んだと主張。2019年4月に米国際貿易委員会(ITC)に提訴していた。 今回の合意により、両社は国内外で起こした訴えを取り下げ、今後10年間、提訴しないことでも合意した。 LGエナジーソリューションの金鐘現(キム・ジョンヒョン)社長とSKイノベーションの金俊(キム・ジュン)社長は「韓米両国の電気自動車バッテリー産業の発展のため、健全な競争と友好的な協力を行うことにした」として、「バイデン政権が推進しているバッテリー供給網強化とこれを通じたグリーン政策
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