マクセル(東京都港区)は30日、基板への表面実装に対応した硫化物系全固体電池(イメージ)を開発したと発表した。京セラ製セラミックパッケージを採用したことで250度C以上の環境下での耐熱性と密閉性を実現した。 リフローハンダ付けによる表面実装や医療機器の滅菌処理など幅広い用途を想定する。2021年中にサンプル出荷する予定。 電解質には三井金属と協業したアルジロダイト型の固体電解質を使用。サイズは縦14・5ミリ×横14・5ミリ×高さ4ミリメートル。公称電圧は2・3ボルトで標準容量は8・0ミリアンペア時。 【オンラインセミナー】注目の「全固体電池」は何を変えるのか?