「シノドス」で、政治哲学者のマイケル・ウォルツァーが自身が編集に携わっている米Dissent誌(オンライン版)に寄せた「イスラム主義と左派(Isalamism and the Left)」を訳出しました(高波千代子さんと共訳)。 イスラム主義と左派――シャルリ・エブド襲撃事件に記して / マイケル・ウォルツァー / 政治哲学 (翻訳 / 高波千代子、吉田徹) | SYNODOS -シノドス- 訳者はイスラムの専門家でもなければ、ウォルツァーの哲学に必ずしも通じているわけではありませんが、シャルリ・エブド襲撃事件、イスラム国人質事件、その他一連のイスラム過激派によるテロ、さらに日本でのモスク損壊事件や第三書館のシャルリ・エブド翻訳をめぐる意見や論争などをみていると、改めて信仰や宗教過激派、テロに対してどのように対峙し、これを捉えるのかが大事なのかを痛感するようになりました。 この論考でウォル