4年サイクルでこの図のように人の流れが起こって、サッカーのファンが増え、市場が広がる、という図式です。 ワールドカップのたびに、広義のスポーツファンがサッカーに感化されて、まず日本代表ファンになる。大会終了後はそれを母集団として、海外サッカーに興味を持てば海外サッカーファンへ、国内サッカーならJリーグファンになる、という考え方なんですが……。 この図式、2002年で終わっていると思うんですよ。これ自体が「2002年型モデル」という古いモデルなのではないか、と。それを踏まえたうえで、じゃあ2006年までの4年間に何が起こったのか、また今後どうなるのかを考えていきたい。 山田氏: 広義のスポーツファンが、2002年のワールドカップの時ほどサッカーに感化された時期はなかったと思います。衝撃的なサッカーへの感化の爆発だった。あれは異常な事例だったのです。 あの時、大部分のスポーツファンが流入してし
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