壁一面にアイアンのバー。 アパレルショップのような、 クローゼットの中のような。 8帖の洋室に収納はないのですが、 「ない」と言っていいものか。 ないというより、お部屋全体が クローゼットのかわりというか… 「クローゼットの中で 暮らしてみませんか」と、 ユニークなお誘いを されている気分になるというか。 長い長いアイアンのバーが、 お気に入りの服がかけられるのを いまかいまかと待っています。 このお部屋の主役は、 自分ではなく服なのかも。 クローゼットに住む 真面目な服の管理人、 という設定を楽しむのもいい…。 どんな服をかけようかなぁ。 自分の気持ちを確かめながら、 心がときめく服だけを選びたい。 ちっとも隠れない 見せる収納だからこそ、 着ていない服たちが クローゼットの中で 長年眠ることもないでしょう。 「こんなに服があるのに、 着たいものが一枚もない!」と 嘆くこともなくなるかな