室内に足を踏み入れ 扉をくぐるたびに 異世界が広がる京町家。 どのお部屋も 見惚れるほどに素晴らしいのです。 メインスペースがある1階と 和室と洋室が左右に振り分けられた2階。 トイレも2か所あって ファミリーでも暮らしやすそう。 しっとりと黒い外壁は 街並みの中で凛と映えます。 縦格子の奥は じんわりあたたかい黄土色の玄関。 廊下からダイニングへ 向かうこともできますし そのまま躙り口をくぐり 茶室にあがることもできます。 間接照明の光で 陰影を楽しめる石壁は 襖を取り付けて お色直しすることも可能。 ブルーのインクに沈めたような まぁるい照明が 少し意外な雰囲気で いいアクセントになっています。 茶室とダイニングは 襖で仕切れるようになっていて 襖の向こう側は 一面タイルに木目のキッチン。 茶室とはひと味違う雰囲気です。 タイルの色味が絶妙。 光沢があるのに派手じゃなく マルチカラーな