この、大きな窓に惚れました。 窓の外にわっさりとまるで カーテンのように垂れる蔦、 お主、只者ではないな。 新しくはない、 むしろ、年季の入った物件。 だけど、伸びた蔦ですら、嫌な感じがない、 清々しさすら感じるこの空気、 チルアウトにもってこいな、リラックス感。 間取りは、ごくごくシンプル、 だけど、必要十分。 ほら、玄関までの共用部なんて、 今時もうあまり見かけなくなった 昭和のアパート感。 玄関を開けてすぐにある、台所。 そう、キッチンと呼ぶより台所と呼びたい。 ちょっと前のドラマにも出てきそう。 今の主人公たちはみんな、 随分とおしゃれな部屋に住んじゃってて、 それはそれで見てて楽しいし素敵なんだけど こういう生活の温度を感じる部屋は 親しみが持てるな…。 カチッてボタン押すと お湯が出てくる給湯器。 随分とコンパクトなシンク、 コンロも小さいものしか置けないけれど。 それでも、何
なんでだろう、 ひと目見て胸がギュッとなるような 新しいけど、どこか懐かしいたたずまい。 マスタードイエローのキッチンと 白いタイル組み合わせが、 かわいらしいのに甘すぎなくって とっても良い! ハイセンスな“レトロかわいい”に、 心をわしづかみされました…。 和室がふた部屋あるんですね、 これは楽しみ。 14帖以上もあるリビングは バルコニーに面していて 明るくて開放感があります。 床はオークの無垢材で、 裸足に気持ちがいいだろうな。 家具はイメージとして 置かれたものなので、 これをお手本にして より自分好みのものを 揃えてくださいね。 扉もほんのり北欧風ですてきです。 ライトグレーがいいですね。 そしてお楽しみの、 まずはリビング隣の和室。 くぅーーーー、 この渋さとクールさは 一体どういうことですか! なんと、なんと素敵な 和モダンなんでしょう…。 ぜひぜひ、 大柄の銘仙などの着物
丁寧にお直しされているけれど うれしいことに昭和時代の設えも ちゃんと残されている。 レトロがお好きな方はにっこりかと。 色といいデザインといい、 もう、この壁一面の造作棚で 決めてもいいくらい。 レトロっぽくもあるけれど イマドキのふうでもある。 なんとものびのびと暮らせそうな 3SLDKの平屋っていうのがまたいい。 17帖のリビングダイニングに、 ぐるりとお部屋が4つ。 それにトイレがふたつとは! 洋式と和式があるみたい。 玄関の引き戸を開けた瞬間から 味わい深い昭和の世界。 引き戸があり、造作の靴箱があり、 ツヤツヤの黒い石が敷き詰められた 玄関土間にほれぼれ。 残してくれてうれしい、この風情。 リビングにある造作棚の ショーケースになっているところ、 あなたなら、なにを置きたいですか。 絵本かな、フィギュアかな、 文庫本びっしりもありだ。 あっ、照明もかわいかったんだ…! 隣の9帖
一目見て「好き!」と思ってしまった、 「すてき!」がギュッと詰まった空間。 ヘリンボーンの床ってやっぱりいいな。 それだけで、ぐぐぐっと部屋の雰囲気、 クオリティが上がる気がする。 ナチュラルな色味の部屋に、 上部の長ーーい棚、 柔らかく灯りを通す曇りガラス。 曇りガラスの向こうは玄関でした。 広めの土間には自転車も置けそう。 下駄箱もこの通り大きくて、 この収納力はありがたい。 リビング側の収納棚を木の扉ではなく グレーのカーテンにしたところ、にくい! ほら、この優しい雰囲気に 一役買ってるのがわかるでしょ。 リビングを広々とった ごくシンプルな間取りは すごく使いやすそう。 では、リビングから ちらりと見えるキッチンへ。 輝く白いタイルに 癒しの木のキッチン台はオリジナル。 L字型ワークトップはステンレスで お手入れもしやすそう。 ときめくおしゃれと実用性は 両立していてほしいもの。
私は魔法使い。 平屋に住んでいます。 思うところあって ちょっと所帯を持ってみた。 猫と犬と夫と子どもが、 私の愛しい家族。 魔法使いと言えば ほうきで空を飛んだり あやしい惚れ薬を作ったり オーブンでパイを焼くのが 得意そうなイメージだけど、 私は苦手。 代わりに、 草花を育てたり 保存食を作ったり そういうのが得意。 庭には ハーブと 四季折々の花、 少し野菜も植えてある。 この家の縁側は 干し野菜を作るのに ちょうどいい。 春はことことジャム作り、 夏は梅シロップのかき氷、 秋は干し野菜、 冬は体を温めるハーブティーを。 元は売りに出されて空き家だった この平屋。 少々くたびれていたけれど 夫婦二人で、きれいにした。 初めてこの家を見た時に ピンと来た。 大きな木があって 部屋の広さもちょうどいい。 魔法使いが住むのに ぴったりなおうちだと。 古い家と魔法使いは とても相性がいいのだ
まずうっとり眺めてしまう、 この吹き抜けの美しさ。 組まれた木々、天窓から入る光、 匠の技…とじっくり見て、そして気付く、 古いようで新しい、と。 昔ながらの長屋を改装したこちらは、 木の温かみが小さな空間に ギュッと詰まっていて じんわり橙色に染まる癒しの空間。 床の表情もいいし 土壁むき出しの荒削りな感じもいい。 白いタイルがぴっちり敷き詰められた キッチンもかわいくて、 立つだけでウキウキ。 ピカピカにリノベするのではなく 古い意匠を受け継ぎつつ 元の形を残しながらも 軽やかに明るく。 新たな息吹を拒絶することなく 受け入れ、溶け込ませ かつセンス良く。快適に。 窓辺もアンティークのランプも素敵だな。 セミダブルベッドが2台悠々と。 なんとも気持ち良く眠れそうなお部屋だ…。 時間を経てきた建物ならではの包容力。 改装の際に、耐震、断熱、防音などの工事も 丁寧に行われたそう。 水回りは
私が一人暮らしを始めたのは 築47年の2階建てアパート。 「新しいマンションじゃなくていいの?」 なんて友だちには聞かれたけれど。 だって、夢だったの。 レトロなアパートに 一人暮らしをすることが。 煌びやかではないけれど さりげないアーチや 石の装飾が 小粋な外観。 エレベーターはないから トントントンって 階段を上がる。 駆け上がらないのが 私のルール。 お部屋に着く前に 自分らしい私に 戻る時間だから。 2階に着いたら お隣さんと、こんにちは。 手には真っ赤に熟れたスイカを持っている。 もうそんな時期かぁ なんてふと思う。 小豆色のドアを開けるたび おばあちゃん家を思い出す。 〝おかえり〟 って優しい声が蘇る。 〝靴はちゃんと揃えなさいね〟 はいはい、もう大人ですからね。 段差の下に きちんと揃えて置きましょう。 6帖のリビングに ダイニングキッチン。 直感で家具の配置を決められる
ふたりともあんまり お金持ちではなくて、 だけど部屋に対しての こだわりはそれぞれ 人一倍あるもんだから。 ふたりで割れば家賃が安い、 かつ心にグッとくる この部屋の雰囲気に、 一緒のタイミングで 「シェアしない?」と 言い出すのは自然のことで。 お互いにバラバラの 創作活動をしているから、 会社やアトリエに 寝泊まりするのは日常茶飯事。 部屋数はひとつでいいよねと、 ふたりで納得して決めた。 久しぶりの我が家に フラフラの状態で帰ると、 まず出迎えてくれるのは さりげないグリーンたち。 僕よりずっと元気だねと 思いながら通り過ぎる。 光が通り抜ける 美しいエントランスは、 僕らの創作意欲を刺激する。 共有部にはオーナーさんが セレクトしたアートたち。 アートの中には、 本人に直接依頼して 制作してもらったものも たくさんあるそうで。 魅力的なアートを見るたびに、 僕も、きっと彼も、 心の
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