便利なのはいいこと。 でも、その便利からも自由なのも またいいこと。 自ら求めて不便さを楽しむことができる。 そもそも、それを不便ととるか楽しみととるか。 私は、この色気のある台所をとる人のこと、 きっと好きだと思います。 そう、色気。 経年があり、人もモノも暮らしも変化します。 その変化でしかつくることができない 独特の色気のようなものが、存在します。 それが建物を、物件を、 額面以上の価値にしてくれるんだって 私はいつも思っています。 ほら、作ろうと思っても なかなかつくれないだろうこの感じ。 この感じがあるからこそ、 ここで過ごす時には 過去に、そして未来へも 思いを馳せることができる。 そんな タイムマシン的な装置としての価値もある この色気のある空間。 暮らしているだけで 坐禅をしているような気分にもなりそう。 華美じゃなく、 淡々としたその雰囲気もまたよし。 お客様をたくさん呼