この時代まで残った 堂々とした梁や深みを帯びた柱を 慈しみながら家を再生してゆく。 我が人生に、お金と時間の余裕があれば (あと、センスと想像力も…) ぜひ挑戦してみたいことのひとつ。 築80年ですって。 そのままの姿で 残っているなんてレアですね。 土間に沿って、 通りに面した「ミセノマ」という部屋と 台所、そして座敷が並んでいて、 奥の座敷と土間は吹き抜け。 普段よく紹介している 京町家とは少し様子が違う。 「織屋建(おりやだて)」といいます。 京都・西陣の機織り職人さんたちが 暮らした京町家のこと。 間取り図だけでは なかなか見分けがつきませんが…。 天井のカタチも特徴のひとつ。 その昔、織物職人さんが 作業場にしていた奥の部屋に 織り機を置いていたため 天井が高く、玄関から奥にかけて 傾斜になっています。 見事な吹き抜けですよ。 お庭に面していることだし リビングにしたら気持ちいい