岡崎の琵琶湖疏水沿いに、静かに佇むレンガの建物。 ここに似合うのは、進学のために京都にやってきたお嬢さん、てな具合でしょうか。 大学に合格して、家を決めなくちゃと思って お部屋を見て回ったのだけれど、 ここに来たときの「これだ!」っていう感覚ったらなかった。 二面の窓と、やわらかい日差しと、そこを通る風。 正面の窓と、 そして側面の窓の両方に、緑が凪いでいる。 葉っぱが揺れたときのサワサワという音が心地よい。 窓から見える緑に見とれているうちに、 どうしてもここじゃなきゃだめだ、という気持ちになった。 お部屋はすこし小さめだけどへーきへーき。 窓が二つあるから、圧迫感はないし。 折りたたみできるマットレスとか、ミニサイズの机とか、 わたしなにくふうして暮らします。 ユニットバスだって慣れたら大丈夫。 ふだんはシャワーの予定だし! どうしても湯船につかりたいときは銭湯に行くんだ。 京都中の銭