年月を経たものを手入れして いつくしむのが好きな方に おすすめしたい、戸建てがある。 年代物の4DKは、 ファミリーで住むのに充分な広さ。 夫婦の終の棲家にするならば ゆとりある暮らしがおくれそう。 懐かしいたたずまいの玄関は 引き戸がカラカラと いい音を立てて出迎えてくれる。 意外とゆったりとした玄関。 しっとり落ち着いた雰囲気で 思わず「ただいま」と言いたくなる。 もし、リフォームするなら、 立派なマルーン色の靴箱を活かし 風格あるテイストにするのも悪くない。 入ってすぐにある部屋は 6帖の和室。 長い歳月の末、飴色のつやを増した 付け柱や長押は、 この家が持つ宝のひとつ。 畳を新調すれば、引き続き 伝統的な床の間付きの座敷として 利用できるだろう。 光があふれる和みの空間は 見ているだけでも心がやすらぐ。 フローリングに張り替えて 現代的に使いやすくすることも できそうだ。 庭の裏は