和室の横にある広縁(ひろえん)で ふと視線を上に向ければ、 自然素材を活かした 見事な網代(あじろ)天井に、 素朴ながらも品のある欄間。 照明は竹細工でしょうか、 なんて繊細な美しさだろう。 やさしげな光が周囲を じんわりと照らしていて、 ついうっとり眺めてしまいます。 外観はね、シンプルなのです。 親しみやすい雰囲気で、 あぁファミリーにぴったりの よく見るタイプの一軒家だなって。 だけど、意識すると見えてくる。 ここで暮らす方たちを思って、 細かい部分も丁寧に仕上げてくれた 職人さんたちのこだわりが。 職人さんのこだわり、 ひとつずつ見ていきましょう。 冒頭でご覧いただきましたが、 広縁の天井の意匠はもう 惚れ惚れする美しさでしょ。 何回見ても、やっぱりいいな。 職人さんたちが天塩にかけて コツコツと作り上げたのでしょうね…。 あの天井のすばらしい編み込み、 和の心をしみじみと感じます