そうなんです。 大体そういう家は玄関や、窓の造作から グッとくる気配を放ちまくっていて。 ほら、この玄関先。 ちょっとハイカラな空気でしょう。 大人しめな和洋折衷でありながら そこはかとなく漂う、品性。 それはどこから来るのかしら、 瓦の屋根かしら、 はたまた出窓の白い窓枠かしら。 間取りがね、またすごいんです。 間取り図眺めるだけでも しばらく楽しめそうな、 複雑豪華なこのつくり… パーティールームがあったり、 茶室があったり、 広い縁側があったり、 長〜い「ローカ」がいくつもあったり、 えっ、表を向いてる勝手口、 大きすぎやしませんか!とか パーティールームへの入り方を 延々と考えてしまったり。 よく見たら出入り口が4つ位あるぞ?!とか ああ、楽しい楽しい。 玄関のある側の母屋は 100年越えの大正生まれ。 パーティールームやキッチンあたりは 昭和30年代に増築されたのだそう。 母屋の