頼もしい梁が支える ダイナミックな吹き抜けは 京都・西陣でよく見られる 織屋建ならでは。 褐色で渋みのある壁は、 京都の聚楽第(西陣)付近で採れる 本聚楽(本じゅらく)という 高品質な土で塗られたもの。 調湿機能があり、 なんとも落ち着く空間を作っている、 風情が溢れる京町家です。 オーナーは 建築のお仕事をされている方だそう。 それだけに、随所にこだわりあるつくりを 感じられるとのこと。 これは期待に胸がふくらみます。 かつて織機が設置されていた 織場をリビングにしたんですね。 使いやすく手ごろな 2LDKに改築されたようです。 細長く、いかにも京町家らしい玄関。 右側はいわゆる「ミセノマ」ですね。 「ミセノマ」とは 通りに面した1階のお部屋のことで お店として使われたり、 見せの間ということで、 客間として利用されたお部屋。 障子窓のおかげで 明るく凛とした雰囲気。 かつてここで織物を