京都、一乗寺の瓜生山を背にし 静けさに包まれた道を 上って行った先に現れる、 まるで秘密の園か何かへの入り口のように ひっそり、品のある門。 木々の様子から、もう長いこと ここにあることが伺えます。 実はこの敷地内に、 母屋、離れ、蔵がありまして。 なかなかの邸宅なのです。 まず見えてきました、母屋。 昔ながらの日本家屋の表情ながら、 あちらこちらに新しさを感じます。 2階の木枠の窓、意匠などは恐らくそのままで 思わず目を凝らしてしまいます。 玄関を前にして、思わずキュン。 そのダイヤ型の小窓…! 大正ロマンを感じる愛らしさ。 ドアを開けると思わず 「ただいま」と声が出てしまう 懐かしさと温もりのある空間。 昔ながらのようで、スッと垢抜けた空気感。 小窓から柔らかい光が差し込みます。 うわぁ、なんということでしょう! ヘリンボーンの床に、木製ドアのデザイン、 小窓付きドア、木の天井から下が