図書館の蔵書は、あらゆる図書館サービスの基盤になります。その蔵書をどのように構築するかを示す資料収集の方針は、図書館が果たすべき使命や役割と密接に結びついています。 国立国会図書館は、「資料収集の指針」と「資料収集方針書」を策定し、これらの方針に基づき、資料を収集しています。 「資料収集の指針」は、当館の資料収集の目的や基本的な方向性を示すものです。 「資料収集方針書」は、資料収集の指針に基づき、当館が収集する資料の範囲、優先順位等、収集にあたって必要な事項をより具体的に示すものです。 資料収集の指針 資料収集方針書 国内出版物については、納本制度によって収集しています。1年間で受け入れる図書、雑誌・新聞の総数の約6割は納本制度に基づくものです。 資料収集は、納本制度による納入のほか、購入、国際交換、寄贈等によって行っています。各専門室の開架資料や外国の出版物は、おもに「購入」によって収集