コロナ禍の自殺・コロナ後の自殺 QUENTIN BATISTA(シカゴ大学)・藤井大輔 (東京大学)・仲田泰祐(東京大学)・ 2021年7月20日 1 分析 これまでコロナ危機の影響で自殺者がどのくらい増加したかを試算 コロナ危機が無かった時の仮想の自殺者数をコロナ前の失業率予測と数理モデルで計算 今後のコロナ危機による自殺への影響を試算 最新の民間による失業率予測とコロナ前の予測の乖離を利用 定期的に更新する予定 2 結果 2020年3月から2021年5月末までで累計約3,200人 比較:コロナ感染による直接的な死亡者数は約15,000人(7月7日時点) 自殺者増加はコロナ危機が収束した後も続く可能性 何故?:失業率はすぐには下がらない。個人レベルでの社会的・経済的打撃は長期化しやすい コロナ危機による失業率ショックから予測される今後の追加的自殺者