10月27日のドラフト会議で日本ハムが1位指名した東海大・菅野智之投手(4年=東海大相模)が、1年間、浪人する決意を固めたことが3日、分かった。2日に関東地区大学選手権で敗退し、凍結していた日本ハムとの交渉が解禁されたばかり。まだ、スカウトから直接あいさつを受けていない段階だが、伯父である原辰徳監督(53)が指揮する巨人でプレーすることを目指し、初心を貫くことになった。 菅野が選んだのは、尊敬する伯父のもとでプレーすることだった。3日夜に神奈川県内で家族会議を行い、日本ハムには入団せずに、浪人して来年のドラフトで再度、巨人入りを目指す決意を固めた。東海大は2日に関東地区大学選手権で準決勝敗退。公式戦全日程を終え、日本ハムとの接触が解禁されたばかりだが、交渉開始を待たずに進むべき道を定めた。 菅野にとって、巨人と原監督への思いは特別なものがある。幼少時にはおむつを替えてもらい、風呂に入れても
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