発売日以降に値下げした機種も多いが、値下げ幅は2割程度のものが多い。また、値下げ時期は発売から1年以上経過していたり、後継機種が発表された後というタイミングが多い。 今回は半年後の値下げで、値下げ幅は4割にも達する。このインパクトは大きい。 中途半端な値下げなら、もともと興味のなかった人間を振り向かせるのは難しいだろうが、一番上の桁の数字が1つ下がれば食いつく人も多いはず。ただ、価格を下げるだけでは不十分で、訴求力のあるゲームを継続してリリースする必要がある。 今回の発表とあわせて11月に「スーパーマリオ3Dランド」、12月に「マリオカート7」の発売を発表した。共に人気作だけに、年末商戦を牽引してくことは必至だが、値下げからマリオまでの3ヶ月間を引っ張るもう一本がほしいところ。値下げから人気作のヒットをつなげて年末商戦までスムーズにバトンを渡せるかどうかが勝負の分かれ目だろう。 任天堂ファ