探査機「はやぶさ2」に搭載した小型ローバ「MINERVA-II1」が小惑星リュウグウの表面に着地。ホッピング機構によってリュウグウ表面を移動していることも確認した。「小惑星表面で移動探査をした世界初の人工物になった」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月22日、探査機「はやぶさ2」に搭載した小型ローバ「MINERVA-II1」(ミネルバ・ツー・ワン)が、小惑星リュウグウの表面に着地したことを確認したと発表した。ローバから送られてきた写真やデータにより、ローバがリュウグウ表面を移動していることも確認。「小惑星表面で移動探査をした世界初の人工物になった」としている。 はやぶさ2から分離直後の9月21日午後1時8分(日本時間)ごろ、Rover-1Aがはやぶさ2(上)とリュウグウ表面(下)を撮影した。ローバが回転している状態で撮影しているので画像がぶれている (C)JAXA