こんにちは、阿久津です。Windows OSではWindows XP以降、ZIP形式をはじめとする圧縮ファイルを「圧縮フォルダ」という機能でサポートするようになりました。そもそもクライアントコンピュータで使用される圧縮形式の多くは、ネットワーク速度が著しく遅いパソコン通信時代に、送受信データ量を軽減するために生まれたため、コンピュータ初心者の中にはピンと来ない方もおられます。その点を考慮したWindows XPでは、フォルダという概念を利用し、わかりやすいユーザーインタフェースを用意したのでしょう。 しかし、ある程度コンピュータに詳しい方にとって、初心者向けユーザーインタフェースは煩雑となり、機能的にも当時主流だった圧縮伸張ツールと比べると見劣りするため、それまで使っていた同ツールを使い続けている方が多かったのもうなずけます。また、Windows XPの検索機能は、検索対象が圧縮ファイル(