5月30日、株式会社クレバリーが3億3200万円の負債を抱え、東京地裁に自己破産を申請した。それに伴い、インターネットショップはすべての受注業務を停止し、クレバリー秋葉原店は閉店。日中でも下ろしたままのシャッターには、破産手続きを担当する法律事務所名義の告示書が張り出された。 1996年12月から秋葉原で営業をスタートしたクレバリーは、2012年2月末から3月にかけて、入力デバイス専門店の2号店を含む3店舗を1つに統合。「クレバリー秋葉原店」として再スタートした矢先だったが、3カ月にも満たないうちに幕を下ろすことになった。店舗脇に残された価格表は、現場にとって突然の決定だったことを無言で伝えている。 周辺のPCパーツショップにとっても、クレバリーの破産申請は寝耳に水だったようで、「昨日まではいたって普通だったのに、今朝来たらクレバリーの前に人だかりができていて、『まさか……!』という感じで
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