ジャズミュージシャン・評論家の菊地成孔・大谷能生のコンビによる「ジャズの帝王」マイルスの研究本。『東京大学のアルバート・アイラー』に続く東京大学教養学部での講義(2005年)をまとめたものに、その後行なわれたインタビューや雑誌へ寄稿されたエッセイなどを加え、かなりの厚みがある本になっています*1。 詳しい経緯は知りませんが、エスクァイア マガジン ジャパン社の倒産に伴い一度廃刊になっています。現在は河出文庫から文庫版が出ているので、そちらの方が入手しやすいでしょう。中山康樹との鼎談も追加で上巻に収録されています。 M/D 上---マイルス・デューイ・デイヴィス?世研究 (河出文庫) 作者: 菊地成孔,大谷能生出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/08/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (16件) を見るM/D 下---マイルス・デューイ