2007年7月30日午後、江蘇省新沂市内の人民公園動物園で、ライオンが飼育員1人をかみ殺す事故が起きた。飼育員はエサを与えようとして檻の扉を開けたところ、ライオンが飛び出し、襲われて即死した。ライオンは園内を暴走、観光客を追い回したため、園内は一時騒然となった。 【その他の写真】 通報を受けた地元の武装警官が直ちに動物園に到着、被害の拡大を防止するため射殺の態勢に入った。2班に分かれて園内を捜索したところ、ライオンは檻に戻り、すでに死亡した飼育員にさらに食いついているところだった。2班それぞれが別の角度から狙いを定め、見事撃ち殺した。 事故発生からおよそ20分で解決したが、夏休み中とあって、子ども連れの観光客にとっては血も凍るほど長い時間だったに違いない。(翻訳・編集/WF)