世界で一斉に民間ロケットが飛び始めた ここ数ヶ月で、ロケットにまつわるニュースが相次いだ。日本では、北海道大樹町のロケット・ベンチャーで、堀江貴文氏が出資するインターステラテクノロジズが5月4日に小型ロケット「MOMO(モモ)」3号機を発射。高度113.4kmの宇宙空間に飛ばすことに成功し、日本の民間ロケット宇宙到達第1号となったことが話題を呼んだ。 一方で、ロケット・ベンチャーとして世界的に注目されるイーロン・マスク氏率いる米スペースXが初の宇宙軌道到達を実現したのは、それより11年も早い2008年。さらにスペースXは2019年5月23日、通信衛星を60基も載せた「ファルコン9」を、アメリカのケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げ、成功させた。 他方、アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏が率いるブルー・オリジンは、今後5年以内に月に居住ベースを確立するという大胆な構想を披露している。 宇宙には
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