アルプス席を盛り上げる金足農と有馬の吹奏楽部=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2018年8月20日、加藤佑輔撮影 第100回全国高校野球選手権記念大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)で21日午後、夏の甲子園の決勝に臨む金足農(秋田)と大阪桐蔭(北大阪)。両校の吹奏楽部のメンバーらも、それぞれの思いを胸に大一番に備える。 金足農 兵庫県立有馬高校の吹奏楽部員ら「友情応援」 金足農のアルプス席には学校の吹奏楽部員ら20人余に加え、農業系の学科がある兵庫県立有馬高校の吹奏楽部員ら50人近くが「友情応援」で参加している。 有馬には農業について学べる「人と自然科」がある。甲子園の地元・兵庫の学校とあって、金足農が「同じ農業を教える学校同士。一緒に応援をしてくれませんか」と依頼。有馬が快諾し、2007年に金足農が夏の甲子園に出場した時から一緒に演奏をしている。