昨日は、科学技術振興調整費の説明会に出席した。文部科学省科学技術振興調整費室の責任者から、平成18年度に導入される新しいプログラムについての説明があった。 新プログラムの筆頭は、「若手研究者の自立的環境整備促進」。今回の施策は、きわめて有効だ。大学からの提案にもとづき、テニュア・トラック制の導入をはかる大学を支援する。 提案に対して、機関を選定する基準は、以下の5点とされている。 テニュア・トラック制(若手研究者が厳正な審査を経てより安定な職を得る前に、任期付の雇用形態で自立した研究者としての経験を積むことができる仕組み)を導入 優れた人材を育成する実績を有する研究拠点である機関を対象 機関は、当該若手研究者が自立して研究できる環境整備を実施 支援する研究者は各機関が公募 支援終了後に本取組を各機関が根付かせていくことを担保 説明会では、テニュア・トラック制で採用された若手研究者のうち、た