はじめに SSLを使うウェブサイトでは、ウェブサーバへのサーバ証明書のインストール作業が必要となります。このときややこしいのが、中間CA証明書の扱いです。多くの場合、証明書会社が発行するサーバ証明書は、ユーザのウェブブラウザにインストールされているルート証明書から直接署名されているわけではありません。ルート証明書によって署名された中間CA証明書によって署名されています。そのため、ブラウザはサーバ証明書とルート証明書の信頼のチェーンを辿るために、中間CA証明書を必要とします。 中間CA証明書が見当たらない場合、サーバ証明書が正しいものであるにもかかわらず、ブラウザはエラーと判断してしまいます。そのため、サーバ証明書をインストールする場合には、それに対応する中間CA証明書も一緒にインストールするのが一般的な方法となります。 ややこしさを増す中間CA証明書 最近では推奨されるRSAの鍵長が102
