Software exoskeletons - The Endeavour 「科学者」の書くプログラムと、「プログラマー」の書くプログラムの間には、ある考え方の違いがある。 科学者にとってのプログラムとは、自分の力を増強するためにある外骨格のようなものだ。あくまでも作業の中心には自分が関わることを前提としており、その道具としてプログラムを書く。 プログラマーにとってのプログラムは、それ自体がある種の知性を含んでおり、他人に引き渡せるような状態のものだ。それはプログラマーにとっての外骨格ではなく、自立して動くロボットのようなものだ。 実験的なプログラムが製品化されようとするとき、両者の視点の違いは、ある種の緊張を生み出す。科学者にとっては、既にプログラムは書き終えたものであり、そこから先に必要とされている膨大な労力について想像することは難しい。 しかしプログラマーはよく知っている。科学者の外