cannawithorangeのブックマーク (81)

  • 笑いたがる人には、キスを - 配電盤よ、安らかに

    背筋を伸ばして生きる。 まだこの街に慣れていないから、最寄りのスーパーで醤油を売ってる場所を探すのに手間取る。当は週末にまとめ買いしておけば効率がいいことは解っているけど、毎日その日にべたいものを考えて材を買うというシンプルな贅沢から離れられない。 引っ越してようやく、先に帰っているかな?という気持ちで部屋の電気を確認するのをやめられた。結局のところ、形は違えどずっと待っているだけ、という状況を変革するには、単純に古い場所を捨てることが必要だった。ようやく、私は、欠落を感じなくなる。不在を気に留めなくなる。私の中で、来在るはずだと思っていた存在は綺麗にデリートされていて、遠い空のどこかに実在しているなんてもう信じられない。きっと、街であったら凍り付いて悲鳴を上げちゃいそうになるに違いない、と思って少し笑う。まるで幽霊を見たみたいな気持ちになるだろう。 仕事が終わってから、自分で

    笑いたがる人には、キスを - 配電盤よ、安らかに
    cannawithorange
    cannawithorange 2012/09/19
    今は日常というものの確からしさに支えられている。